1964-03-03 第46回国会 衆議院 決算委員会 第8号
また下がりましてその問題が起こりまして、昭和二十四年、第七国会にあたりまして、矯正作業の運営及び利用に関する法律案というもので、刑務所製品及び労務は優先的に国の機関等の需要に供することを原則とする、いわゆる官用主義の法案が提出されたのでありますが、これが結局廃案になりまして、自来今日に及んでいるわけでございます。
また下がりましてその問題が起こりまして、昭和二十四年、第七国会にあたりまして、矯正作業の運営及び利用に関する法律案というもので、刑務所製品及び労務は優先的に国の機関等の需要に供することを原則とする、いわゆる官用主義の法案が提出されたのでありますが、これが結局廃案になりまして、自来今日に及んでいるわけでございます。
○国務大臣(愛知揆一君) いわゆる官用主義についてのお尋ねでございますが、実はそれに直接お答えいたします前に、きわめて簡単に概略申し上げたいと思うのでありますが、現在刑務作業に従事しております者の総計は五万八千人あるわけでございます。
○松永忠二君 官用主義をやろうとすれば、防衛庁があれだけの予算を使って実はやっておるのであります。また、官庁があれだけのいろんな備品やあるいは用紙を使っているのであります。これはやろうとすれば直ちにでも私はできることだろうと思うのであります。それをやれば、現実に非常によい作業が行われることができるために、能率も上るのであります。作業の賞与金のごときも、大体出所をするときに平均千六十二円であります。
非常に時間が短かくなりましたので、簡潔にお尋ねをするのでありますが、刑務所の刑務作業というものを官用主義に重点を置いて運営するように改めなければできないということが、矯正審議会の答申で昭和三十三年の十二月十三日に法務大臣に答申されているわけでありますが、これを一体法務大臣はどういうふうに処理されるお考えですか。
そういう層からおのおの受刑者が出ておるために、もしも官用主義ということを基本にして進もうとするならば、どうしてもそこにむりが生ずる。
○佐藤(藤)政府委員 先ほど来申し上げましたように、受刑者に対する矯正保護作業というのは、法律によつて刑の執行としての労役を課するに当つて、その労役をいかなる方法で受刑者に課するか、または労役を受刑者のためになるように用いるかということを念頭に置いて官用主義を立案いたしたのであります。
官用主義で十分に間に合いましようか。
また全国の官公庁に層するいわゆる官用主義の線に入つております工業に対しまする刑務所の作業の比例、これも数字で申し上げますると、大体私どもは一パーセントぐらいと承知いたしておるのでございます。
○小玉委員 これは私率直に申しますが、かようなむずかしい説明をされなくても、いわゆる官公需の仕事であれば仕事は得やすい、民間の仕事であれば仕事は得にくいということから、まず官用主義というものを第一点において、そして民需というふうに移る。
先ほどの御説明によると、官用主義ということであと四、五年か、二、三年後には大体基本の原則でやつて行きたい、官だけでやりたい。
附加価値税、鉱区税、固定資産税、電気ガス税、鉱産税等、通商産業上に重大な影響を与えるものがありまするので、本委員会といたしましては、通商産業行政に関する国政調査の面から、本件に関して、地方行政委員と連合審査会を開会することとして、その申入れを行うこと、第二に、目下法務委員会において審査中の矯正保護作業の運営及び利用に関する法律案は、受刑者の作業の根本基準を定めるとともに、その作業を確保するために、官用主義
尚この矯正保護作業の官用主義への完全なる切替えをできるだけ速かになさなければならんという規定を第二項に定めておるのでございます。
この受刑者の作業を官公需に求める制度は、いわゆる矯正保護作業の官用主義と呼ばれるものでありまして、アメリカにおいてはすでに一九二六年にこの制度を法律により制定した州もあるのであります。この矯正保護作業の官用主義を実現するにつきましては、これに必要とする官公需の仕事の十分な分量を確実に確保することが必要となるのであります。
この受刑者の作業を官公需に求める制度は、いわゆる矯正保護作業の官用主義と呼ばれるものでありまして、アメリカにおいてはすでに一八二六年にこの制度を法律により制定した州もあるのであります。この矯正保護作業の官用主義を実現するにつきましては、これに必要とする官公需の仕事の十分な分量を確実に確保することが必要となるのであります。
つまり官用主義の確立徹底が叫ばれておるのであります。 受刑者の特別教育といたしましては特に少年刑務所において民間の有識者及び経驗ある專門技官等から成りまする委員会を組織いたしまして、適性分類、能率研究等を科学的に調査いたしまして、職業訓練を施して優秀なる技術の養成を図つておるのであります。
日本でも官用主義を実行しようという司法省の方針に基きまして、各刑務所では、今日各官廳から注文を取るということに努めております。これは戰爭以前及び戰爭中においては、大変うまく行つたのであります。というのは、その時分に、陸海軍からの発註が刑務所に殺到して参りましたので、受刑者が往々殆んど徹夜をして仕事をするというくらい働いたものであります。
若し又この特別会計というものが困難でありまするならば、私はアメリカにおいてすでに長く実施せられておりますところの官公廳用の物を專ら作らせる、ステーツ・ユーズ・システムと申しておりますが、官用主義というものを採用する。